7期目開始 ・ 最近のAI事情

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。おかげさまで IT Niseko 合同会社は創業七期目を迎えました。ニセコの小さな拠点から始まった一人会社ですが、多くのご支援を頂きながら着実に歩みを進めております。心より感謝申し上げます。

さて当社は変わらず1人会社でして、案件によって外部の方にお手伝いしていただいて運営しています。

しかし2年前からはChatGPTなどの生成AI(LLM)をいくつも活用し、1人でできる仕事の処理速度が桁違いに速くなりました(まだ1年半くらいかな、と思っていたら最初に有料契約したのは23年5月でした)。作業内容によっては処理速度は10倍速どころではありません。コーディング(プログラムを書いたりする)や、文章の校正・翻訳、システムの構成の相談や構築に関する雑談など、常に使っています。ネット検索についてもAI検索に変わりました。

具体的にはPCの障害発生時に、エラーログをAIに渡すだけで、問題の概要をつかみ、解決の原因究明方法をステップバイステップで案内してくれます。1,2時間かかっていたような問題解決が5分で終わる、ということもよくあります。

生成AIは、一か月どころか一週間でも世界が変わるのでついてゆくのが大変です。

AIサービスにより、値段はまちまちですが月20ドル、日本円だと月に3000円強ほど。
サブスクリプションとして考えると、ちょっと高いのですが人件費として考えると破格。

指示する側が、適格な指示をできるかどうかにかかっている部分はあるので、私の理解を超えすぎている能力は発揮できません。
指示する人間が時間と手間をかければ理解でき、想像もできる範疇ならばすさまじい速度で仕事をしてくれます。

そのような理由で、何もわからないけどAIを使えばなんでもできる訳ではなく、人間は人間で学び、視野を広げ、発想をできる(0→1)能力は必要なようです。

使っているツール

1人会社だからこれだけ好き勝手に色々使えている部分はあるので、すべての会社さんにぜひ!とは言えませんが(情報流出のリスクもあるので)1度試してみる価値はあります。

なおGoogle workspaceを採用されている会社さんでしたら、Standardプラン以上ならば無料でGeminiが利用できるのでオススメです。
https://support.google.com/a/answer/15400543?visit_id=638726049195975504-3400624013&p=gemini_update_business&rd=1

(この記事は人力で書いていますが、若干の添削とサムネイル画像はAIにより作成しています)

追記:

この記事を書いた後にこちらのYoutube番組を見ました。色々刺さります。

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