縮小担当 · ShrinkAgent
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縮小担当

ShrinkAgent for macOS

画像をドラッグ&ドロップするだけ。
指定サイズへ一括リサイズし、画質も思いのまま。

Drag, drop, done.
Batch-resize images to any size, at the quality you choose.

macOS 14 Sonoma 以降 · 画像処理はすべて OS 標準機能で完結 macOS 14 Sonoma or later · All processing runs on built-in OS frameworks
01

はじめに

縮小担当 (ShrinkAgent) は macOS 用の画像一括リサイズアプリです。画像をドラッグ&ドロップするだけで、指定したサイズへ縮小し、画質を整えて書き出します。

画像を追加する

追加方法は3つあります。

  1. ドラッグ&ドロップ — Finder から画像ファイル (またはフォルダ) を、ウィンドウ左側のドロップゾーンへドラッグします。
  2. ファイル選択ダイアログ — ツールバーの「+」ボタン、または Cmd+O で選択画面を開きます。
  3. Finder のクイックアクション — Finder で画像を選び、サービス / クイックアクションから「この画像を縮小」を実行します。

画像をドロップすると、リサイズ処理がすぐに開始されます。

メモ

Finder から実行した場合は、現在保存されている設定で処理され、完了後に出力ファイルが Finder に表示されます。サイズや画質を変えたいときは、先にアプリを開いて設定パネルを変更してください。

対応フォーマット

入力 (読み込み) 出力 (書き出し)
JPEG · PNG · HEIC · TIFF · GIF · WebP JPEG · PNG · HEIC · TIFF · WebP
  • GIF を「元と同じ」で出力した場合は、自動的に JPEG へ変換されます。
  • WebP は「元と同じ」でも WebP のまま出力されます。
  • アニメーション GIF は最初のフレームのみ処理されます。

処理結果の確認

ウィンドウ左下の「処理結果」リストに、各ファイルの状況が表示されます。

待機中
処理中
完了 — 虫眼鏡アイコンをクリックすると Finder で開きます。
スキップ済み
失敗 — エラー内容が表示されます。

02

設定項目

ウィンドウ右側の設定パネルで各種設定を変更できます。設定はアプリを閉じても保持されます。

長辺サイズ

リサイズ後の長辺 (幅・高さのうち大きい方) のピクセル数を指定します。

640 800 1280 1920 2560 カスタム 10–30,000

例: 4032×3024 の写真を「1280 px」にすると、1280×960 にリサイズされます。

JPEG画質

JPEG 出力時の圧縮品質を 0%–100% で指定します。PNG 出力時は無視されます。

  • 85% (デフォルト) — 品質とファイルサイズのバランスが良好。
  • 100% — 最高品質・最大ファイルサイズ。
  • 60% 以下 — ファイルサイズは大幅に減るが画質は低下。

出力フォーマット

選択肢 動作
元と同じ入力と同じフォーマットで出力 (GIF は JPEG に変換)
JPEGすべて JPEG で出力
PNGすべて PNG で出力 (可逆圧縮・高品質・大容量)
WebPすべて WebP で出力 (Web 向けに高圧縮)。EXIF 等のメタデータは保持されません

ファイル名プレフィックス

出力ファイル名の先頭に付ける文字列です。空欄の場合は元のファイル名がそのまま使われます。

例: プレフィックス thumb_photo.jpgthumb_photo.jpg として保存。

保存先フォルダ名

出力先のサブフォルダ名を指定します (デフォルト: Resized)。元画像と同じ階層に自動作成されます。

例: …/vacation/photo.jpg…/vacation/Resized/photo.jpg

EXIF・GPS情報を保持

  • オフ (デフォルト) — EXIF・GPS 位置情報・IPTC・TIFF メタデータを削除してプライバシーを保護。
  • オン — 元画像のメタデータをそのまま保持。

拡大しない

  • オン (デフォルト) — 元画像の長辺が指定サイズより小さい場合は、拡大せず再エンコードのみ行う。
  • オフ — 常に指定サイズへ拡大/縮小する。

03

ファイル名の衝突

同名ファイルが既に存在する場合、自動的に連番サフィックスが付与されます。

photo.jpg photo-1.jpg photo-2.jpg

04

処理中の設定変更

処理中に設定を変更した場合、変更は 次にドロップしたバッチから 適用されます。実行中のバッチには影響しません。設定パネル上部にオレンジ色の注意文が表示されます。


05

制限事項

  • 一度にキューできるファイル数は最大 10,000 件です。
  • 200 メガピクセル (例: 14,142×14,142) を超える画像はスキップされます。
  • WebP 出力では EXIF 等のメタデータは保持されません。
  • PDF 等の非画像ファイルはドロップしても無視されます。

06

コマンドライン (CLI)

アプリには shrinkit というコマンドラインツールが同梱されています。スクリプトや自動化から画像圧縮を実行できます。

インストール

同梱バイナリを PATH の通った場所にシンボリックリンクします。

sudo ln -s /Applications/ShrinkAgent.app/Contents/Helpers/shrinkit /usr/local/bin/shrinkit

使い方

# フォルダ内の画像を長辺1600pxに縮小 (出力は各画像と同じ階層の Resized/ へ)
shrinkit ~/Pictures/旅行 --size 1600

# サブフォルダも再帰処理し、WebP・画質80で出力
shrinkit ~/Pictures --recursive --format webp --quality 80

# 実際には書き出さずに結果を予測表示
shrinkit photo.jpg --size 800 --dry-run

# 結果をJSONで出力 (スクリプト連携向け)
shrinkit ~/Pictures/旅行 --json

# フォルダを監視し、新しく追加された画像を自動圧縮 (Ctrl+C で終了)
shrinkit --watch ~/Desktop/incoming --size 1920

引数を省略した場合は固定の既定値 (長辺1920px / 画質85 / 形式は元と同じ / EXIF除去 / 拡大なし / 出力先 Resized) を使います。アプリ (GUI) の設定とは独立しています。

主なオプション

オプション 説明 既定値
-s, --size <px>長辺の最大ピクセル (10–30000)1920
-q, --quality <1-100>画質 (JPEG/HEIC/WebP)85
-f, --format <keep|jpeg|png|webp>出力形式keep
-o, --output-folder <名前>出力フォルダ名Resized
-p, --prefix <文字列>ファイル名プレフィックス(なし)
--preserve-exifEXIF/GPS 等を保持除去
--allow-upscale拡大を許可しない
-r, --recursiveフォルダを再帰処理しない
-n, --dry-run書き出さず予測表示
--json結果を JSON 出力
-w, --watch <dir>フォルダ監視モード
--quiet1ファイルごとの行を抑制

shrinkit --help で全オプションを確認できます。

終了コード

コード 意味
0全件成功 (またはスキップ)
11件以上が失敗
2入力エラー (対象ファイルなし・パス不正など)
64引数エラー

監視モードについて

--watch は指定フォルダ (再帰なし) を監視し、新しく追加・変更された画像を自動的に圧縮します。

  • 監視開始時にすでに存在していたファイルは処理されません。
  • 出力フォルダ (Resized) は監視対象から除外され、再処理されません。
  • 書き込み途中のファイルは、サイズが安定してから処理されます。
  • Ctrl+C で終了すると、それまでの累計サマリを表示します。

07

ショートカット連携

macOS の「ショートカット」アプリから画像圧縮を実行できます。

  1. ショートカットアプリで新規ショートカットを作成します。
  2. アクションの検索で「画像を圧縮」(ShrinkAgent のアクション) を追加します。
  3. 画像ファイル・長辺サイズ・画質・フォーマットを指定します。

オートメーションやクイックアクションに組み込めば、共有シートや Finder から定型の圧縮処理を呼び出せます。圧縮結果はファイルとして返されるため、続けて「ファイルを保存」アクションで保存先を指定できます。

ヒント

初回はアプリを一度起動すると、ショートカットにアクションが登録されます。


08

トラブルシューティング

症状 対処
「出力ファイルを作成できませんでした」保存先フォルダへの書き込み権限を確認してください。
「画像が大きすぎます」200MP 超の画像はメモリ保護のためスキップされます。
「リサイズに失敗しました」ファイルが破損している可能性があります。
「ファイル名が長すぎます」ソースファイル名を短くするか、プレフィックスを短くしてください。